肌と健康
仕事で疲れた時、肌が荒れる。
寝不足になった時、免疫力が低下する。
ほんの少しの生活のリズムが乱れるだけで、
肌の状態は変わってきます。
日頃のスキンケアでは隠し切れない肌荒れなどは、
身体からの大切なメッセージだと思ってください。
体調が良い場合には、肌も調子が良い。
心身の健康は、スキンケアにとっても重要です。
肌は温度・湿度の変化や
衝撃・紫外線、ほこりなど、
さまざまな外部の刺激から
身体を守っています。
その肌のことを理解しておくことが
みずみずしく、キレイな肌を維持
するには、必要なのです。
皮膚の構造
皮膚は大きく分けて3層構造で出来ています。
1.外気に触れる部分が『表皮』
2.表皮の下に有るのが『真皮』
3.体内と繋がっている『皮下組織(皮下脂肪)』
厚みは、「表皮+真皮」で平均で2ミリ程度。
もっとも分厚いのは、足の裏で約3ミリ。
一番薄いところは、まぶた。たったの0.6ミリ。
表皮の一番下にある「基底層」部分が
新しく生成される表皮細胞の「赤ちゃん」です。
ちなみに、「毛根」は真皮の層にあります。
顔の部分の表皮だけでは、厚さ0.2ミリ程度ですが、
ターンオーバー(入れ替わり)が滞りやすい部分なので、
古い角質が堆積している場合はさらに厚くなります。
この、3層のうち、自分で触れるのは表皮の部分ですね。
ベースやファンデーションをぬることで、一番上の
「角層(角質層)」を保護する役目もあります。
*皮脂膜は洗顔で除去しなと肌荒れの原因になります。
しかし、お化粧することによって、逆に表皮の
ターンオーバーを妨害することにも繋がります。
だから、洗顔、メイク落としは、しっかり、
ていねい、かつ慎重にしないといけないのです。
これを知ったら、「ゴシゴシ洗顔」なんてできませんよね。
とてもデリケートな肌なので、乱暴なケアは厳禁です。
肌の手入れは、「やさしく、ていねいに!」が基本です。
肌の厚みを知ることは、スキンケアの重要ポイントです。
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